こんにちは、なちももです。
助産師の賀久はつ さんという方のyoutube動画を紹介します。

こちらです。




賀久さんは、『お産は気持ちがいいもの』というメッセージを伝えてくださるのですが、初めてみたときに価値観が変わりました。
助産師のプロ中のプロだなーと思います。
安心させる能力がずば抜けています。
学生時代のニックネームは「鎮静剤」だそうです。

賀久さんのお話を聞いていると、
女性に生まれてよかったと思えますし、
出産を一度は体験してみたいと思えます。

まだまだ出産の予定はありませんが、いつか出産を経験するその日が楽しみになるような、そんなお話をしてくれます。

動画を見て、印象に残った部分3つ紹介します。

「先生、絶対切らないでください」と自分の責任で言えばいいんです。


確かに、、、!と思わざるを得ませんでした。

現代の日本の病院では会陰切開がデフォルトです。
一応切っておきますね。みたいなフランクな感じで切られます。

でも、私はそれが嫌なんですよね。一応てなんやねん。と思ってしまう。

病院としては早くお産をすすめたいし、
何かあったら嫌だから保険も兼ねて会陰切開をするわけで。

だからこそ、自分の責任で『切らないで』と言えばいいんだ。

会陰切開が当たり前の世の中なら、
自分の責任で頼めばいい。

そもそも出産は誰かが代わりにやってくれるわけでもなければ、
痛みを肩代わりしてくれるわけでもない。
全部赤ちゃんと自分とのイベント。

私は、出産とは赤ちゃんと自分が息を合わせて二人で頑張るものだと思っています。

その責任を自分で持つ。

何かあった時にはもちろん医療の手を借りることも必要ですが、
ギリギリまでは自然の流れに任せたいなーと思う。


4300人、会陰切開なしで赤ちゃんを取り上げている

賀久さんのこの体験は、私にとって
会陰切開しないといけないんだ。という常識を壊してくれるものでした。

実際に会陰切開せずにこんなにたくさんの赤ちゃんを取り上げている方が存在するのだから、切らなくても産むことができると考えるのは自然な流れだと思うのです。

みんなが賀久さんのような方に寄り添ってもらって赤ちゃんを取り上げてもらえたらいいですが、そうはいかないですよね。

出産までに自分でできるケアも紹介してくださっていて、
綿花に刺激のないオイルを含ませてマッサージするといいそうです。

資格云々の話ではなく、どんな人が寄り添うかが大事



動画を見ていて、とにかく安心することが大事なんだなーと思います。

「体が緩むと快感ホルモンが出て、筋肉が緩む」

「資格云々の話ではなく、どんな人が寄り添うかが大事」

この部分が特に心に響きました。

医療従事者はプロではあるけど、プロ以前に一人の人間なんですよね。
人と人が関わり合う時には必ず相性があります。

その人と一緒にいて安心できるか、ホッとできるか、体の力が抜けるか。

鎮静剤と呼ばれていた賀久さんは、
人を安心させる力がずば抜けているのだと思います。

一家に一人賀久さんがいてくれたら嬉しいですが、そうはいかないので、
自分一人の時に何ができるか考えてみました。

例えば、安心できるアロマを見つけておいて、出産の時に香りを嗅ぐというのもいいと思います。

他には、安心できる人の写真とか、心が満たされるようなものを病院に持っていくといいんじゃないかなーと思います。

私だったら、母が使っているハンカチとか持っていくと思います。
母の香りと、温もりに癒やされて頑張れそうです。

あとはやっぱり、できるなら心が落ち着く人にそばにいてもらうのがいいですよね。
これが一番問題かもしれませんが。

動画の中では、会陰切開が普通になっているというように伝えられていましたが、
ギリギリまで会陰切開しないというようなところもあります。

促進剤などもできるだけ使用しなかったり、お母さんの体を考えた出産ができるところもあるので、気になる方は近くにないかぜひ探してみるといいでしょう。

フリースタイル分娩と調べると、会陰が避けにくい体勢での出産ができる産院が出てきやすいです。


切らないように最大限の努力をしつつ、もしも必要だったらしょうがない。くらいの緩い気持ちで臨めたらと思います。

しっかり準備して、無事に出産を乗り越えられますように!応援しています。


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